住宅の水回りが水漏れしている時の原因と修理について
炊事、洗濯をする時、掃除をする時、どんな時にも水が必要で水は私たちの生活に欠かせません。
しかし水が出る設備や機器は使い続けると消耗します。
また絶えず水が出るので使い続けると、どうしても部品が劣化していきます。
しかし水漏れをそのままにすると被害が拡大するので、水回りの修理や対応の方法などをよく知っておく必要があります。
また一つの設備でもの水漏れの原因が複数の箇所に分かれている可能性もあります。
この記事では水漏れが起きやすい箇所や、水漏れの原因など、また自分で出来る簡単な修理方法について説明しています。
◼︎どうして水漏れが起きるのかを知る
水漏れが起きる原因は、部品が老朽化している理由や外的な力が加わって亀裂が出来て生じるケースもあります。
多くの場合はトイレやキッチンなどの設備が古くなって、中のパッキンが劣化して少しずつ水が漏れ始めます。
給水管や排水管でも時間が経つと劣化しますし、地震など想定外の圧力が加わると亀裂が生じて、水漏れが起きます。
配管にはそれぞれ、様々な素材の物が使われており、材質によっても水漏れしやすい時と水が漏れにくい時があります。
水漏れが起きやすい場所としてよく挙げられるのが、台所や洗面所、浴室やトイレです。しかし家の中で水が出る部分はたくさんあるので、水漏れはいつどこで起きてもおかしくありません。
それで各々の場所で水漏れが起こりやすい原因について知っておくと対処しやすくなります。
トイレでの水漏れが起きる原因について
トイレで水漏れが起きる理由はいくつかありますが、最も多いのが経年劣化です。
トイレは頻繁に水を使用するので、他の設備と比べても防水対策がしっかりしてあり、安心して使えるようになっています。
便器とパイプが繋がっている部分には、パッキンと呼ばれるゴム製の部品が使用されています。
またパイプのネジの部分には、水漏れを防止のために白いテープが巻かれています。
しかし長年使用していると部品が徐々に劣化して、時には破損してしまい水漏れが起きます。
トイレの水漏れとして考えられる別の理由は、ウォシュレットが設置してある便器だと、台座の周りから水が漏れることがあります。
台座からの水漏れは構造上劣化する可能性は少ないので、施工した時に何かの問題があった可能性が高いです。
特に新しく建てた住宅やリフォームしたばかりの家のトイレが水漏れしている時には、工事を担当した業者にすぐに電話してみましょう。
トイレの床下から水が漏れているならば、配管が破損しているかもしれません。
便器の下には配管があり、排水が家の外に流れるように設計されていますが、地震が起きた時に水道の管に歪みが生じて、管の接続部分から水が漏れ出すケースもあります。
厄介なのは床下の水漏れは普段は見ることが出来ずに、トラブルに気づくまでに時間がかかることです。
状況が悪化すると配管がつまり、汚水の流れが悪くなり排水が床の上ににじみ出ることがあります。
そうなって初めて水漏れしている状況が分かります。
トイレから濁った水が漏れ出る時には、床下の水道の管が破損した可能性が高いので、おかしいと思ったら早めに専門の業者に相談してみましょう。
キッチンや台所で水漏れが起きる原因について
キッチンや台所の水漏れの原因はいくつも考えられますが、中でも多いのが排水溝やホースのつまりです。
キッチンや台所は他の場所と比べると水道のトラブルが起きやすい場所です。
流し台では食器を洗う時に食器用洗剤を使い、ジュースの飲み残しや醬油の付いた皿なども洗います。
中でも油を含んだ液体は厄介です。
排水口に流した時は温度が高いので油も流れますが、パイプがS字に曲がっている部分で冷えて固まってしまうと、つまりの原因になります。
油が固まった部分の上は水の流れが悪いので、水を大量に流すと継ぎ目から水が漏れ出してきます。
また台所の詰まった油は、そのままにしておくとパッキンやホースを傷めるので、部品が徐々に劣化して水漏れする箇所が増えます。
キッチンや台所の水漏れにはその他の原因もあります。
時には蛇口から水が漏れることもあります。
水漏れの原因としていろいろな可能性が考えられるので、メンテナンスをする時にもよく注意しましょう。
キッチンから漏れた水によって台所の床が腐食することも珍しくありません。
マンションやアパートの場合には下の階の住人にも迷惑をかける可能性もあるため早めの処理が必要です。
もし水漏れが起きていることが分かったら、まずは元栓を締めて漏れた水が他の場所に行かないように気を付けましょう。
それから水が漏れている部分を探しましょう。
それでも台所やキッチンの水漏れ原因が見つからなかった時や、どう対処して良いのか分からない時などは、すぐに水道工事が出来る業者に連絡して対処しましょう。
簡単な水漏れなら自分でも修理出来る
水回りの水漏れを発見したら、すぐに水道工事が出来る業者に連絡すると良いですが、修理の作業自体は簡単なので、慣れてくれば自分でも出来ます。
例えば台所や洗面所、トイレなどの給水管の接続部から水漏れしている時には、接続部のナットを外してパッキンを交換すれば水漏れは治まります。
パッキンを交換する前に止水栓を閉めて、両側のナットを緩めて管を外してから古いパッキンを新しいパッキンに交換しましょう。
また台所の蛇腹ホースから水漏れしている時には、蛇腹ホースを新しい物と交換すれば完了します。
蛇腹ホースはホームセンターで買えるので、やり方さえわかれば自分で交換するのは可能です。
ます排水栓との接続ナットは、それぞれ大きさに違いがあるので、前もってよく確認しておきましょう。
また自宅のホースの長さも計っておき、ホームセンターでサイズを間違えないように注意しましょう。
さらに洗面所のS字トラップパイプから水が漏れている時には、パイプを外して中のパッキンを交換します。
S字トラップパイプのナットを外す時には、工具は必要なく手でゆるめるだけで外せます。
その後に手で締めて取り付ければ完了します。
S字トラップパイプが樹脂製パイプの時はこの方法で出来ますが、金属製パイプの場合もあり、その時には工具を使用しなければなりません。
株式会社B・I・Cは世田谷区を中心に水回りの補修を請け負っている会社です。生活に欠かせないキッチンやお風呂、トイレなどの水回りのトラブルに関する修理と工事を承っています。住宅設備機器を確実に施工する高い技術は多くのお客様にご支持いただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!
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