水回りのトラブルが生じたときには水道局が指定した業者に依頼しよう
トイレやキッチンなどの水回りの問題が生じたときに、自分で修理することもできますが、信頼できる修理業者に頼む人も多いです。水回りのトラブルが起きたときには、水道局が指定した修理業者を利用しなくてはいけないという規定はありません。
料金が安価な修理業者に頼むことも可能です。この記事では、水道局の指定を受けた修理業者とはどのようなものか、指定されていない業者と何が異なるのかを紹介します。また水回りのトラブルを修理する業者を選ぶポイントなども解説します。
水道局が指定する修理業者について
水道法では、水道工事ができる修理業者の条件を定めていて、指定された修理業者でなければ行えない工事の種類が規定されています。そもそも水道法とは、全国に水道を配備して、安全な水を提供するために定められた法律です。
水道法によって水質の基準や管理目標、検討項目が定められているので、日常生活で安心してきれいな水が飲めます。なお、水道施設は自治体が管理していますが、2018年の法律改正により、設備の運営や管理は民間の会社でも行えるようになりました。
また、きれいな水を供給するために必要不可欠なのが、水道局が指定した修理業者の作業です。このような修理業者は、水道法により水回りの給水装置の工事を行えると認められています。
水回りの蛇口やパッキンを新しくするのは、知識を持たない人でもできますが、配管を扱う作業は水道局が指定した業者に任せる必要があります。このような作業を行うためには、国家資格を持っていなければなりません。
水道局から指定された業者になるためには
水道局から指定された業者になるためには、事業所ごとに給水装置の工事を行う技術者を確保する必要があります。関係する資格を持つためには、試験を受ける必要があり、水道工事について3年以上の実務経験がなければ試験を受けられません。
また、厚生労働省が認める道具を持っていることも条件に含まれます。道具のなかには、金切りのこぎりやパイプねじ切り器、パイプレンチなど、水道工事で使用する道具が含まれます。
水道局が指定した業者に関係する規定
水道局が給水する場所で、水回りの給水装置に関する工事を行う業者を指定するために、水道法上の制度が作られました。指定を受けるための要件は全国どの地域でも変わりません。
主任技術者が在籍していることは、一番重要であり、主任技術者になるための要件も制度で決められています。工事の主任技術者とは、水回りに給水装置を取り付けたり、撤去したりする作業を行う国家資格を持った人のことです。
なお、主任技術者の資格を取るためには、工事の実務経験が3年以上なければいけません。毎年1回行われる試験の難易度は高く、2021年度の合格率は約30パーセントでした。
自分で水回りのトラブルを解決する
個人で水回りの修理をする利点は、修理金額が安く済むことです。水回りのトラブルに関する原因はいくつもあり、修理を行うために専門知識やスキルが必要なものから、一般の人が簡単に直せるものもあります。
簡単に修理できるトラブルについては、可能であれば自分で作業ができると便利です。
しかし自分で修理することにはデメリットもあり、壁に埋まっている損傷した配管を修理する作業は、難易度が高く、個人できれいに仕上げるのは難しいでしょう。完成したあとの見栄えが悪くなる可能性があります。
また、個人で修理をする人は、技術や経験がないなかで、一つ一つの方法を調べながら、作業を進めていくので、時間がかかります。途中で作業をやめられないので、修理を終わらせるまでは徹夜で作業しなければいけない可能性もあります。
自分で修理してスムーズに作業が完了すれば、金額を最小限に抑えることができますが、修理した箇所が悪化して、修理金額が余計にかかってしまうことも少なくありません。
また、修理を中途半端に完了してしまうと、修理した箇所から水漏れが生じ、あとになって異臭がしたり、腐食やカビ、害虫などの被害に遭ったりする可能性もあります。
水回りの修理業者のサービスを利用する利点
水道局が指定した修理業者は、国家資格を持った技術者が在籍しているので、技術力のあるスタッフに作業してもらえます。資格を持った作業員は、水回りの構造や材質、基準などの知識を持っているので、作業ミスが減ります。
資格を持っていない修理業者とは、技術力に差が出る場合があります。給水管の移動や撤去に関しては、水道局の指定した業者しか行えないので、資格を持たない業者だと違法になってしまう可能性もあります。
生活に欠かせない水回りのリフォームでは、技術力のある業者を利用するようにしましょう。
家の中で水漏れが生じたときは、水道局が指定した修理業者に作業を依頼することが勧められています。水道局が指定した業者は普段から緊急のトラブルに対応しているので、いざというときでも対応できる体制が整っています。
浴室や洗面所の床など、リフォームした箇所だけではなく、ほかの水回りに問題が生じたときでも、一度工事をしてもらった業者がいれば安心できます。水道局が指定した修理業者は、住宅の水回りすべてに対応できるので、水回りのリフォームをまとめて依頼できます。
安く修理を行う業者だと、作業の内容によっては対応できないこともあるため、下請けの会社に頼むことになり余計なコストが発生しかねません。
水漏れのトラブルが生じたときに、高額な請求をする悪徳業者に当たる確率が少ないのも、水道局が指定した修理業者を利用する際の大きなメリットです。近年では悪徳業者を利用して、相場の数倍の金額を請求されてしまう事例が増えています。
ホームページなどでは、安い料金を書いておき、現場に行くと金額が増えていくという手口も多いです。水漏れや詰まりが起きていると、値段について冷静に判断するのが難しく、言いくるめられて支払ってしまう場合もあります。
水道法によれば、高額請求などを行う悪徳業者は、水道局の指定を受けることができません。そのため、水回りに緊急のトラブルが起きたときには、なるべく地元で、水道局から指定された修理業者に相談するようにしましょう。
株式会社B・I・Cは世田谷区を中心に水回りの補修を請け負っている会社です。生活に欠かせないキッチンやお風呂、トイレなどの水回りのトラブルに関する修理と工事を承っています。住宅設備機器を確実に施工する高い技術は多くのお客様にご支持いただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!
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