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ー水回りのカビを掃除するときの注意点と予防する方法についてー

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カビは水回りをはじめ、家のなかのさまざまな場所に発生します。そのままにしておくと、健康に害を及ぼすイメージもあるカビですが、実際にアレルギー性の病気を引き起こすこともあります。

 

しかし、カビの種類によっては、調味料や薬に使われているものもあります。

 

この記事では、水回りにカビが発生する理由やカビの特徴、水回りのカビを掃除し、予防する方法について紹介しています。

 

水回りに生じるカビについて

水回りに発生するカビの正体は微生物です。

 

地球上には約3万種のカビが存在すると言われています。実に多くの種類に分かれているので、あらゆる微生物のうち30パーセント以上は、カビが占めていると言っても過言ではありません。

 

カビが発生する条件は種類によって異なりますが、温度と湿度が高い環境で、汚れなどの栄養源が豊富で、酸素があれば増えるため、水回りは恰好の場所になります。

 

水回りのカビを掃除するときの注意点

水回りのカビをキレイに落とすには、カビ取り洗剤や漂白剤を直に使用せずに、先に表面の汚れを除去することを心がけましょう。

 

すぐにキレイにしようとしても、カビはなかなか落とせません。カビ取り洗剤をスプレーしてから、すぐに擦らずに少し時間を置くことを心がけましょう。

 

というのも、カビの表面にはホコリなどの汚れが付着している場合が多いので、カビを除去するまえに表面の汚れをなくす必要があります。カビが発生している所には、皮脂や油汚れ、洗剤カスなどの汚れが付いているため、カビ取り洗剤や漂白剤を使用しても、カビの根本まで成分が浸透せずに効果を発揮できません。

 

そのためカビを見つけたら、まずは洗剤を付けたスポンジで表面の汚れを擦り落とし、それからカビの表面にカビ取り洗剤や漂白剤を直にスプレーしましょう。

 

注意点として、塩素系と酸素系の洗剤を一緒にすると、有毒ガスが発生して危険なので、使用するときには窓を開けて十分に換気することが大切です。

 

また洗剤が皮膚にかからないようにゴム手袋を着用することも忘れないようにしましょう。

 

水回りのカビを落とすには時間がかかる

カビの根の部分に、カビ取り洗剤や漂白剤の成分を浸透させ、根本からカビを洗浄するためには時間が必要です。そのため、短時間で掃除を終わらせようとは思わず、時間をかけて水回りをキレイにしましょう。

 

浴室の窓やドアのパッキンに付着したカビは、カビ取り洗剤をスプレーして時間が経ってから擦るとキレイに落とせます。

 

パッキンの表面に洗剤を長い時間留まらせるには、洗剤に片栗粉を混ぜてペースト状にすると、洗剤が流れずにカビの根本まで成分が届きます。

 

またカビ取り洗剤を、キッチンペーパーに浸してから汚れに湿布したり、塗布した上にラップを貼り付けたりしても効果を発揮します。

 

水回りのカビの除去で使用する洗剤について

水回りに発生したカビを除去するには、時間はかかるものの作業は簡単で、普段の掃除にひと手間加えるだけでキレイになります。

 

掃除用具はホームセンターやスーパーなどで手に入るもので十分です。

 

料理のときに使う重曹が、掃除にも役立つことは知っているかもしれませんが、重曹を水回りのカビ取りで使用している人は多くないと思います。しかし、カビの掃除にも重曹は効果を発揮します。理由としては、重曹がアルカリ性であることや、研磨作用があるためです。

 

カビは酸性の性質を持つので、アルカリの性質を持つ重曹は、カビの成長を防ぎ、広がらないように守ってくれます。

 

また、重曹は小さな粒になっているので、重曹を使用してスポンジやブラシで掃除すると研磨作用があり、漂白剤ではキレイにできなかったカビ汚れをそぎ落とす効果もあります。

 

さらに、バケツにお湯を張って重曹を溶かして、玩具をつけ置きすれば玩具が仮に子どもの口に入っても安心して、カビ取り作業ができます。

 

水回りのカビの掃除をするときに最も効果的なのは、カビ取り洗剤でしょう。近年では水回りの場所ごとに、専用のカビ取り洗剤が準備されています。

 

同じ水回りでも、場所ごとに異なるタイプのカビが発生しているケースもあります。そのため、それぞれの環境に合わせて作られたカビ取り洗剤が効果を発揮します。

 

掃除のときには、漂白剤と同じように使用できますが、メーカーごとに成分が異なるので、製品の説明書に目を通しましょう。

 

水回りのカビを予防するには

水回りにカビが生じると、壁や天井の表面に留まるだけではなく、深く根をはってしまうので、完全に落としきることができません。そのため、毎日のメンテナンスでカビの予防を心がけましょう。

 

たとえば、水回りを使っているときや、使用したあとには、換気扇を回すことや窓を開けて空気を入れ替えることが重要です。

 

特に夏場は、浴室を使用していないときの温度が高まり、換気を忘れるとすぐにカビが生えてしまいます。

 

また、お湯を張ったまま浴槽の蓋を開けたままでいると、天井に湿気が溜まり換気扇にも長時間水が残ったままになります。結果的にカビが増えやすくなるため、浴槽のお湯は使用後に抜くか、蓋を閉めたままにしておくことをおすすめします。

 

水回りの湿気は、頻繁に換気をすればある程度は抑制できるので、日常生活で換気を心がけましょう。

 

カビは温度や湿度が高い環境を好みますが、50度以上の温度では死滅することが分かっています。そのため、水回りを使用したあとには、カビが死滅する60度以上のお湯を、カビが生えそうな場所にかけると、表面のカビを死滅させることが可能です。

 

もちろん、温度が高ければ効果も高いですが90度以上の高温になると火傷する危険性もあるので、安全に気を付けて行うことをおすすめします。

 

カビは水垢や石鹸カス、皮脂を栄養源にして増えるので、水回りを使用したあとには頻繁に掃除をして、水滴を拭き取ることを心がけましょう。

 

しかし、家族の人数が多く水回りの使用回数が高い家庭では、毎回使用したあとに拭いていられない場合もあるので、就寝前に簡単に水滴を拭き取るだけでも効果を発揮します。

 

水回りの水滴が無くなれば、水垢汚れも防止できるので、水回り全体を清潔に保つことが可能です。

株式会社B・I・Cは世田谷区を中心に水回りの補修を請け負っている会社です。生活に欠かせないキッチンやお風呂、トイレなどの水回りのトラブルに関する修理と工事を承っています。住宅設備機器を確実に施工する高い技術は多くのお客様にご支持いただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!

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