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水回りのゴムパッキンにカビが生えたときの対処方法

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水回りの黒カビを取るのは難しく、キレイにしたあとにもすぐに新しいカビが生えて来ます。

特にゴムパッキンに発えた黒カビは落ちにくいと思われがちです。

 

ゴムパッキンはキッチンや浴室だけでなく、窓や水筒、弁当箱などにも使われています。

カビ落としはポイントを掴めば誰でも簡単に出来ます。

 

この記事では水回りに生える黒カビを除去する方法と汚れを予防するポイントなどを紹介します。

 

ゴムパッキンにはどのような汚れが付くのか

キッチンの壁とシンクの境の部分や、コンロと壁が合わさる場所にある白いゴムのパッキンは、一般的にコーキングと呼ばれています。

キッチンのコーキングには、埃が付いたり油汚れや、カビ、食品のカスなどが付着します。

 

コーキングは、ゴムのような弾力性があり、油と埃が一緒に付着すると、タオルで拭いただけでは落とせません。

パッキンの埃や油汚れには、重曹か中性洗剤を付けて擦って落とすと効果的です。

 

具体的には水に少量の重曹を溶かした液を作って、コーキングに吹き付けてから汚れを拭き取るようにします。

また食事のあとに食器を洗う段階で、スポンジの泡をコーキングに塗布して、タオルで拭き取る方法を使うと簡単に洗浄出来ます。

 

パッキンに付いたばかりの汚れならば、泡をつけたりスプレーして洗剤を掛けてからタオルで拭き取れば擦らなくても、汚れを洗浄出来ます。

なお重曹や中性洗剤を使うときには、洗剤の成分が残らないよう二回に渡って拭き上げるようにしましょう。

 

パッキンのカビ取り方法について

生えたばかりのカビであれば、一般的な清掃と同じようにするか重曹スプレーや、中性洗剤を汚れに塗布してからタオルで拭き取るだけでカビを落とすことが出来ます。

 

しかし時間がたった黒カビは、パッキンに根を張って、一般的な掃除では落とせません。

そのため中性洗剤ではなく、塩素系の洗剤を使用すると良いでしょう。

 

具体的には、塩素系の洗剤を約5倍に水で薄めます。

それから使い古した歯ブラシなどを使って、パッキンのカビの部分に塗りつけます。

 

そのままだと洗剤が垂れてしまうので、キッチンペーパーやティッシュペーパーを丸めてコーキングの上に置き、洗剤の成分がパッキン全体に行きわたるようにします。

 

15分以上放置してから確認して、まだカビが残っているときには再び同じ方法で洗剤を付けて少し時間を置きます。

キレイにカビが取れたことを確認してから、キッチンペーパーを取り除き、洗剤を洗い流します。

 

なお塩素系の洗剤を使うときには、ステンレス部分に洗剤が付かないように注意しましょう。

洗剤が付いてしまったときには、ステンレスがサビや変色をしないように、すぐに洗い流しましょう。

 

パッキンの表面に食べ物のカスや汁が飛び散ったときや、料理をしたときの汁が跳ねた跡などは、ほとんどの場合が中性洗剤を使えば落とせますが、カレーやラー油など色が付きやすい素材が、長い時間放置されるとパッキンが変色してしまいます。

 

色を抜くときにも塩素系の洗剤を使うと効果的です。

 

キッチンでパッキンの汚れを防止する方法について

パッキンの部分よりも幅が広めのマスキングテープを使って、全体的に養生をすれば表面に付く汚れを防止出来ます。

またマスキングテープは、どうしても落としきれなかったカビ汚れなどを目立たなくしたい場合にも役立ちます。

 

パッキンには水に加えて油や食べ物の液などが付着するので、汚れたらマスキングテープを張り替えることを習慣にすれば、時間の短縮が可能になります。なおパッキンの変色や劣化は、清掃では落としきれません。

 

水回りのパッキンの寿命は10年と言われており、材質の劣化は色だけでなく、素材の剥がれやゆるみなどでも分かります。

そのため、落とせない汚れが出たり、劣化が顕著なときには、コーキングを打ち替えることをおすすめします。

 

水回りのパッキンのカビ取りについて

浴室

風呂の窓や扉の枠、風呂蓋にあるゴムパッキンは、カビが生えやすい場所です。

ゴム製のパッキンはカビの根が奥まで入り込むため、塩素系の洗剤を使ってカビの菌を除去できても、黒ずみまでは落とせないことがあります。

 

カビを増やさないように普段から予防することが必要です。

浴室を使い終わったあとには、全体的にシャワーで水を流して、カビに栄養を与える石鹸アカや皮脂などの汚れを流しきりましょう。

 

それからワイパーを使って、浴室の壁や床に水を残さないようにしてカビを予防します。

風呂蓋をカビさせないためには、使い終わったら頻繁に陰干しして乾燥させるように心がけましょう。

 

風呂場の天井もカビが生えやすい場所ですが、簡単には掃除できないため、晴れた日にカビ取りの燻煙剤を使っておくと、全体的なカビ予防に繋がります。

 

トイレ

トイレの便器と床との境、便器のうしろはカビが生えやすい所です。

そのためトイレットペーパーやキッチンペーパーを丸めてパッキンの上に載せ、塩素系の洗剤を塗布してカビ部分に貼りつけましょう。

 

洗剤だけでは流れてしまう恐れがありますが、キッチンペーパーを使って湿布のようにすれば、洗剤が流れきらずカビ取り成分がカビの奥まで浸透します。湿布をしてから5分以上経ってから、それを使って汚れを拭き取りましょう。

 

使い終わったキッチンペーパーはトイレに流すと詰まる恐れがあるので、ビニール袋に入れて口を縛ってから、燃えるゴミとして処分します。

なお便器の裏を掃除する時には手鏡を使い、カビ汚れを使い終わった歯ブラシで擦ります。

 

木の床のときには塩素系の洗剤が使えないので、中性洗剤を使って表面の汚れを落としてから水拭きして、最後にキッチンペーパーで水気を拭き取るようにすると効果的です。

 

トイレの床や壁、天井を掃除するときには、トイレットペーパーにアルコール除菌スプレーを染み込ませて拭き掃除をしましょう。

仕上げに水拭きをしっかりとして、定期的にキレイにするとカビ予防に繋がります。

 

洗面所

洗面所の排水口や蛇口の周りはカビが生えやすい場所です。

洗面所は洗濯機置き場や浴室の近くにあるため、湿気が高くなりやすくカビが生えやすい環境が整ってしまいます。

 

洗面台の排水口には2日に1回のペースで塩素系の洗剤を拭きつけて5分以上放置して、最後に水で洗い流すようにしましょう。

株式会社B・I・Cは世田谷区を中心に水回りの補修を請け負っている会社です。生活に欠かせないキッチンやお風呂、トイレなどの水回りのトラブルに関する修理と工事を承っています。住宅設備機器を確実に施工する高い技術は多くのお客様にご支持いただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!

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