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水回りの壁の素材にタイルや漆喰を使用すると良いのはなぜか

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レストランやヨーロッパ風の家に行くと、水回りの壁にタイルや漆喰を使用している場合があります。

 

興味を持つものの、水回りの壁にタイルや漆喰を使用するメリットを知らないと、ためらってしまうこともあるでしょう。この記事では、内装にタイルや漆喰を使用するメリットについて紹介します。

 

水回りの壁にタイルを使用するメリット

家の内装でタイルを使用しやすいのは水回りです。水回りでは頻繁に水を使用するので、汚れが目立ってしまいやすいです。

 

ステンレスのような美しい素材を使用すれば、新品の間は輝いていますが、水滴で汚れていくと汚く見えてしまう場合もあります。この点でタイルは、細かい目地があるため汚れが目立ちにくく、メンテナンスが簡単だというメリットがあります。

 

しかも耐久力が強いので、100年前のタイルが現代も残っている場合さえあります。このような利点から、洗面所にタイルを使う家庭も増え、耐火性や安全性を考えてキッチンで使用することもあります。

 

さらに近年では、使いやすさだけではなくデザイン面も考えて、水回りの壁にタイルを使用する家が増えています。

 

タイルは1列に並べて張ることも、色やデザインの異なるものを混ぜて張ることも可能な素材で、個性を出しやすいというメリットもあります。

 

そのため、水回りを使いやすいスペースに仕上げるために、タイルは人気があります。

 

タイルについて

水回りの壁にタイルを使用すれば、デザインの幅が広がりますが、タイルとはどのような製品なのか、はっきり理解していない人も多いでしょう。

 

タイルの使用方法について解説する前に、タイルの機能について理解しておくことをおすすめします。タイルとは、建物の床や壁などの仕上げとして使用される粘土焼成品です。

 

レンガとも共通点が多いですが、レンガはブロックの形をしており、タイルは薄板です。レンガはそのまま焼きますが、タイルを作るときには表面に薬を塗って光沢を出します。

 

人類は古くからタイルを使用しており、古代エジプト時代にはピラミッドの内部で使われていました。日本でも寺などで使われるようになり、明治時代には水回りに使用する素材として人気が出ました。

 

水回りの壁をタイルにすると良い理由

水回りの壁にタイルを使用すると良いのは、メンテナンスが簡単という理由があります。

 

水回りに使用するときには、目地を中心に掃除をしなければなりませんが、リビングで使用するときには、ほとんど汚れる心配もなく、軽く水拭きする程度で汚れを落とせます。

 

また、強い力がかからない限り、割れる心配が少なく劣化もしにくいです。たとえ接着部分が剥がれても、張り直せば再び使用できます。

 

壁紙のように時間と共に劣化しにくいので、長く使用できることが、壁にタイルを使用するメリットです。タイルはカラーとサイズのバリエーションが豊富なので、オリジナリティに溢れた壁を作れます。

 

水回りの壁を個性的に演出でき、上品なイメージを壁に与えることも可能です。タイルの利点として忘れてはいけないのが、アレルギー対策ができるという点です。

 

タイルは有害な化学物質を使用していないので、アレルギーを引き起こす心配がありません。そのため家族の健康を維持したいときには、タイルの壁にすると良いでしょう。

 

キッチンの壁にタイルを張るときの注意点

水回りにタイルの壁を作るときに注意したいのが、油や水を吸わない製品を使用したほうが良いという点です。キッチンは料理道具を使用する場所なので、耐久性を高めるためにも磁器タイルを使用すると良いでしょう。

 

また、油を弾けるように、薬を塗って光沢を出した製品がおすすめです。近年人気が高いのが、モザイクを施したタイルで、現代風で美しいキッチンに仕上げられます。

 

一方で質素で飽きないデザインに仕上げたいときには、大きめの長方形のタイルを使用すると良いでしょう。キッチンのタイル壁では、目地のカラーにも注意しましょう。

 

ホワイト系の目地にすると汚れが目立ってしまうので、目地は大きくせずに、灰色のものを選択すると汚れが目立たなくなります。

 

トイレの壁にタイルを使用するときの注意点

トイレの壁で考えるべき要素は、掃除のしやすさです。そのためトイレには、薬を塗って表面がツルツルしたタイルを使用すると良いでしょう。

 

表面が平らではないとメンテナンスが大変になり、掃除をするのが億劫になりやすいです。また、トイレでは汚水が壁に付くおそれがあるので、撥水性の高い磁器のタイルを使用するようにしましょう。

 

上部分の壁の素材は自由に選択できますが、トイレのタンクよりも下の部分は磁器タイルを選ぶことがおすすめです。汚水が壁に染み込むとにおいが残るので注意が必要です。

 

トイレの床をタイルにするリフォームでは、滑りにくいタイルがおすすめです。しかし、マットを敷く予定であれば、ツルツルしたものでも問題ないでしょう。

 

水回りの壁に漆喰を使用すると良い理由

漆喰は、石灰と糊、苆でできています。日本では昔から使われていました。漆喰の壁は強い耐久性があるので、水回りに重宝します。

 

漆喰の壁は平らではないので、掃除しにくい印象を与えますが、張り替える手間がいらないので、掃除しやすいといわれています。漆喰の壁はほこりも付きにくいので、メンテナンスしやすいといえます。

 

もし表面が汚れたり剥がれたりしても、上から漆喰を塗ればリフォームできることもメリットの1つです。

 

また漆喰の壁は、調湿性が高いという特徴があります。漆喰には小さな穴が無数にあるので、穴が湿気を逃がしてくれます。

 

漆喰の壁にすれば、温度が高い場所では湿気を吸い取り、温度が低い場所では湿気を逃がしてくれ、心地よい湿度を維持できます。さらに漆喰の壁は耐火性が高く、燃えにくいので、キッチンに使用すると、防火対策としても役立ちます。

 

こうした漆喰の特徴から、水回りの壁には漆喰もおすすめです。水回りの清潔感やメンテナンスのしやすさを実現してくれるのが、漆喰の利点です。また耐久性や耐火性にも優れており、抗菌作用や消臭作用もあります。

 

正しく手入れをすれば長く使用できるので、水回りの壁に漆喰を使用するのも良いでしょう。

 

株式会社B・I・Cは世田谷区を中心に水回りの補修を請け負っている会社です。生活に欠かせないキッチンやお風呂、トイレなどの水回りのトラブルに関する修理と工事を承っています。住宅設備機器を確実に施工する高い技術は多くのお客様にご支持いただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!

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