新着情報

ー水回りのカビの特徴やカビを放っておくと起きる病気についてー

Pocket

毎年湿度が高い時期になると、キッチンや風呂などの水回りにカビが発生します。

 

肉眼で確認できなくても、カビの胞子は部屋中に浮いているので、2週間に1回くらいの頻度で、カビ取り剤を使用して水回りのメンテナンスをすると良いでしょう。梅雨で外に出るのが大変な時期には、徹底した掃除を行い、家にいる間に水回りのカビを除去すると良いでしょう。

 

この記事では、キッチンや洗面台、浴室などの水回りに発生するカビの種類やカビを落とす方法について紹介しています。

 

水回りにできるカビの種類と特徴について

カビは生き物で、全世界では3万種以上が確認されています。日本では浴室で目にする黒カビや、食品に生えやすい赤カビや青カビ、畳や木の表面に発生する緑カビなどが有名です。

 

黒カビは、空気のなかを漂っており、浴室やキッチンの棚など、湿気が籠りやすい場所に現れます。ドアや窓の枠のようにゴム製のパッキンにカビが生えてしまうと、漂白剤を使用しても汚れを落とせないケースもあります。

 

赤カビは食品の表面に発生して、強い毒を放ちます。湿度が高い時期には、換気扇やエアコンのなかでも見かけます。なお風呂の床でよく見かける赤いヌメリは、赤カビではなく酵母菌ですがが、掃除をするときには、カビと同じ方法で取り除きましょう。

 

緑カビは古い木造住宅で見かけるカビで、畳の裏や木の表面で多く発生します。また棚に保管している服や、段ボール箱に発生するケースもあります。毒性があり吸い込むと腹痛や下痢になるため、口に入らないように注意が必要です。

 

青カビは黒カビと同じで空中を漂っていています。パンや果物に青カビが生じたときには、体に有害な雑菌も繁殖している可能性があるので口に入らないように気を付けましょう。

 

白カビは、ホコリのように空中を舞い、床や壁、革製品などに生えます。押し入れのなかや下駄箱に保管した靴の表面に生えるので、休みの日には、クローゼットや下駄箱のドアを開けて、換気すると良いでしょう。

 

黄カビは乾燥した所に生える傾向があり、本の内側やカメラのレンズやガラスの表面、金属のサビにも影響します。

 

最近の住宅は気密性にこだわる傾向が強く、水回りにカビが生えやすい特徴があります。空中を漂うカビの胞子は、頻繁に水を使う場所で繁殖するため、水回りのカビ対策には注意が必要です。

 

水回りでカビを発見したらすぐに掃除する

カビが生じやすい環境は、温度や湿度が高く栄養が豊富な場所です。

 

気温が20度から30度で、湿度が60パーセント以上あり、ホコリや石鹸カス、皮脂などが溜まる水回りはカビが増えやすい場所です。水回りでカビを発見したら、すぐに水で流すと胞子を周りに撒き散らしてしまうため、先にカビ取り剤をスプレーして、カビの根を殺すようにしましょう。

 

カビ取り剤は強い洗剤なので、使うときにはマスクとゴム手袋、メガネを付けて、窓を開けるか換気扇を回すことを忘れないようにしましょう。なお、1週間に1回は水回りの徹底的な掃除を行い、カビを予防すると良いでしょう。

 

カビ取り剤は、時間が経過すると殺菌力が落ちるため、開封したあとはできるだけ早く使い切ることが重要です。

 

水回りのカビを放っておくと危険な理由

カビが病気を引き起こすことを知らない人も多く、体調が悪くなってもカビが原因ではないと考えている人が多いようです。体調が悪い原因が分からないまま、カビに悩まされている人も少なくありません。以下では水回りのカビをそのままにしておくと起きるかもしれない病気について解説します。

 

カビはアレルギーの元になる物質を出します。カビの胞子が体に入ると、アレルギー性の鼻炎や結膜炎などが起こります。

 

主な症状として、鼻水や鼻づまり、くしゃみが止まらなくなり、目のかゆみや充血、喉の痛みなどの症状も現れます。アレルギー性の鼻炎は、カビの胞子が鼻腔に付くと起こり、アレルギー性の結膜炎は、目にカビの胞子が付くと起こります。

 

どちらも花粉やホコリが引き起こすアレルギーの症状と似ていますが、カビの胞子を長い時間吸い込むと、アレルギー症状が延長します。症状が酷いときには、抗生物質を飲む必要も出てくるので、耳鼻咽喉科や眼科で検査すると良いでしょう。

 

カビが引き起こすアレルギー反応が起きると、呼吸器系の問題が生じる恐れがあります。カビに対して強いアレルギー反応を持つ人や、アトピー体質の人は注意が必要です。

 

アレルギー反応によっては気道が腫れ狭まるため、慢性的な炎症が起こり、気管支炎の症状が現れます。具体的には咳や息切れ、胸の圧迫などが上げられます。

 

また、カビの種類によっては、感染を引き起こすものもあるため、免疫力が低下しているときには要注意です。カビによって肺や気道の壁が塞がれ、気管支炎を引き起こす場合もあるので、小さな子どもや高齢者がいる家庭では特に注意しましょう。

 

カビは湿度が高い所で繁殖する傾向があるため、水回りやエアコンの内部で発生するケースが多いようです。

 

梅雨の時期や夏場になると湿度が上がるため、カビが繁殖しやすい環境が整います。そのため、カビの胞子が大量に放たれ、人がカビの胞子を吸い込むことで肺炎になる危険性もあります。

 

肺炎は初めのうちは風邪のような症状で、発熱や咳、息切れなどが生じます。しかし、症状が改善されないときや、同じ状況にいる人も同じ症状が出れば、肺炎の可能性もあります。そうしたケースでは、医療機関での診察と治療が必要になります。

 

カビは食中毒症状や癌を引き起こす

子どもが小さい家庭では、浴室で玩具を使う人も多いと思いますが、浴室のなかに玩具を放置すると、玩具の内部でカビが発生するケースがあります。子どもが玩具を口に入れると、食中毒症状や、頻繁に摂取すると癌を引き起こすことさえあります。

 

単身世帯のアパートでは、水回りが三点ユニットバスで設計されていることが多いですが、歯ブラシを水回りに置いておくと、歯ブラシにカビが付着する恐れがあります。

 

もちろん、水回りに生じたカビが、口に入ったからといっても、すぐに食中毒や癌が発生するわけではありません。しかしカビが口に入ると、何かしらのリスクがあるということは覚えておくと良いでしょう。

株式会社B・I・Cは世田谷区を中心に水回りの補修を請け負っている会社です。生活に欠かせないキッチンやお風呂、トイレなどの水回りのトラブルに関する修理と工事を承っています。住宅設備機器を確実に施工する高い技術は多くのお客様にご支持いただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!

会社名:株式会社B・I・C

住所:〒350-0222 埼玉県坂戸市清水町46-40-302

TEL:049-270-9057 
FAX:Fax番号

営業時間・定休日:なし

お気軽にお問い合わせください