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ー水回りリフォームの費用を徹底解説|相場・内訳・ムダを省くコツー

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水回りリフォームの費用相場と基本の考え方

キッチン・浴室・洗面・トイレは生活の満足度を左右する設備です。とはいえ費用の幅が広く、相見積もりでも条件差で数字がぶれがちです。本章では「どこにお金がかかるのか」を整理し、後悔しない見積もり判断の土台をつくります。そのうえで代表的な設備ごとの相場感を確認していきましょう。

キッチンの費用相場

壁付けI型から対面型への変更や食洗機・浄水器の有無で価格差が大きくなります。一般的なシステムキッチン交換は約60万〜150万円、レイアウト変更や造作を伴うと150万〜300万円程度まで上がります。吊戸撤去・下がり壁解体・配管延長がコストを押し上げる要因です。

浴室(ユニットバス)の費用相場

既存がユニットなら入替で80万〜180万円が目安。在来浴室からのユニット化、断熱改修、サイズアップ(1216→1616など)で150万〜300万円になることも。追い焚き配管や浴室暖房乾燥機の新設、土間打ち直しが加算ポイントです。

洗面台の費用相場

本体交換のみなら15万〜40万円。収納拡張や三面鏡・タッチレス水栓・造作カウンターなどで30万〜80万円。給排水の移設を伴うと大工・内装・電気の絡みが増え、見積もりは一段上がります。

トイレの費用相場

便器交換+内装で15万〜35万円がボリュームゾーン。タンクレストイレや節水上位機種、手洗い器増設、段差解消を含めると30万〜80万円。排水芯移動や床下地劣化の補修が必要な場合は追加計上されます。

費用を左右する5つの要素

同じ「キッチン交換」でも金額が違うのは、工法や下地状態、施工範囲の線引きが異なるためです。見積書を読む前に、何が見積金額を動かすのかを把握しておくと、相場感とのズレを合理的に説明できます。以下のチェックを基準に、希望と予算の折り合いを付けましょう。

1. 工法・設備グレード

量販グレードとハイグレードでは扉材・ワークトップ・水栓の仕様が違い、定価も施工手間も変わります。キッチンは人造大理石/ステンレス、浴室は保温浴槽・断熱フタ、トイレは洗浄方式で価格差が出ます。

2. 配管・下地の状態

築年数が経つほど給排水管のやり替えや床・壁の補修が発生しやすく、見積もりが膨らみます。床下点検口の有無や配管ルートの取り回しによっても工数は変動します。

3. 間取り変更・開口部の有無

レイアウト変更は大工・電気・設備が連動します。壁撤去や下がり壁解体、開口拡張、換気経路の変更は追加費用の代表例です。耐力壁や梁の都合で構造補強が必要なケースもあります。

4. 仕上げ範囲と内装グレード

キッチンパネル・タイル・床材のグレード差、洗面所のクロス貼替の有無、巾木・建具の取り合いで費用が変わります。水濡れと汚れに強い材料を選ぶと初期費用は上がるものの、メンテコストを抑えられます。

5. 住みながら工事・工程条件

在宅工事は養生・日々の復旧・作業時間の制約が増え、工程が伸びれば管理費も増します。集合住宅では搬入経路や共用部養生、作業可能時間の規約対応が必要です。

見積書の読み方と比較ポイント

相見積もりは「同条件で比較する」ことが絶対条件です。型番・仕様・施工範囲がズレたまま金額だけ比べると判断を誤ります。見積書の内訳を揃え、足し引きの根拠を明確にして並べることで、総額以外の差も見えてきます。

内訳の必須項目

本体価格(品番・扉色等)/解体・撤去処分費/給排水・電気工事/大工工事(下地・間仕切り)/内装仕上げ/養生・運搬・諸経費は必ず分けて提示してもらいましょう。型番と数量が記載されているかが信頼性の目安です。

オプションの線引き

食洗機・タッチレス水栓・浴室乾燥機・手洗い器などは「必須」か「将来追加」かを切り分けます。コンセント増設や照明計画も別行で明記。不要な撤去・新設が紛れていないかも確認しましょう。

費用を抑えつつ満足度を上げるコツ

コストダウンは安い製品を選ぶだけではありません。掃除性や耐久性、日々の使い勝手を考えると、初期費用とランニングコストの最適点が見えてきます。優先順位と代替案を決め、削るべき箇所と削ってはいけない箇所を見極めましょう。

優先順位を三段階で決める

「毎日触れる部分(ワークトップ・水栓)」「清掃頻度が高い部分(扉材・パネル)」「視覚効果が大きい部分(照明・色)」の三層で配分します。触感・静音・掃除のしやすさは満足度に直結します。

見えない部分を整えて寿命を伸ばす

配管更新・断熱・下地補強は将来のトラブル回避に効きます。壁の下地合板や耐水石膏ボードの採用、浴室の断熱パックは、目に見えないが投資効果が高い部分です。

工期と工程の最適化

キッチン・洗面・トイレの同時施工は養生・搬入・内装の手間を圧縮できます。入荷時期や職人手配を前倒しし、解体後の追加を減らすことで予算ブレを防げます。

補助金・減税の活用

省エネ機器やバリアフリー改修は自治体や国の補助対象になることがあります。対象要件・申請時期・着工前申請の有無を施工会社に確認しましょう。

失敗しないための進め方

情報収集→現地調査→要望整理→仕様確定→相見積もり→契約→着工の順で進めます。現地調査では床下・天井裏・配管ルート・電圧容量を確認。要望は「必須/できれば/不要」に分類し、写真付きで共有すると齟齬が減ります。

現地調査で確認すべきこと

分電盤の空き回路、給湯器の能力、換気経路、床のレベル、既存配管の材質をチェック。マンションは管理規約と工事申請も早めに確認しておきます。

契約前のチェックリスト

工期・作業時間帯・追加費用の算定方法・保証期間・アフター対応の窓口を契約書に明記。仕様書と図面、品番リストは契約書類に添付し、変更管理のルールを決めます。

まとめ:相場を「自分ごと」に変える

相場はあくまでスタート地点です。住まいの条件と暮らし方、優先順位を基準に、同条件の見積もりで比較し、必要なところに適切に投資すれば、ムダなく満足度の高い水回りが実現します。今日からは内訳と前提条件に目を向けて検討を進めましょう。

株式会社B・I・Cは世田谷区を中心に水回りの補修を請け負っている会社です。生活に欠かせないキッチンやお風呂、トイレなどの水回りのトラブルに関する修理と工事を承っています。住宅設備機器を確実に施工する高い技術は多くのお客様にご支持いただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!

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